最近観て感じたアニメにて「葬送のフリーレン」ってありますよね。凄く高評価な内容のアニメで、解説動画もYoutubeでたくさん出ています。
アニメになるかなり前から注目していて単行本を読んでいましたが、中に死生観に関係する部分がいくつかあります。人間とエルフの寿命の違いによる人生観の違い、異なる種族での天国の概念、魔族と人族との死生観。
観ていて非常に参考になるなぁと感じます。長命種族エルフのフリーレンにとっては千年以上生きている中でのたった十年の魔王討伐の冒険だったのですが、人生観を大きく変える出来事を回想録として紹介されます。
これらを観ると、ペットとの関係性も結構似たところがあるなぁと感じた訳です。小鳥やハムスターなどの小動物にとっては3年程度が人間で言うところの50年には相当するんだろうかと思ったりしました。
天国があるかどうかも種族によって考え方は様々。実際に動物にとっては普段からどう感じているのかすら懐疑的です。訊けるものなら一番に訊いてみたいところです。第1巻にある「天国があった方が都合が良い」という考え方は柔軟で良いなと感じました。
ペット界隈でよく出て来る「虹の橋」表現は正直好きでは無いですが、1990年頃から言われ始めたということだそうです。コミックでも結構使われていますから広まったんでしょうか。
本当は橋の話ではなく橋の向こう側の事やこちら側の事を考えないといけないのだろうと思いますが、あると考えると都合が良いならそれも良いかと思います。個人的には名称が違うだけで類似するモノは在りそうには思います。カウンセリングでも話題になる様であれば面白い話ができるかも知れません。