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アニマルコミュニケーションに思うこと

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「アニマルコミュニケーション」についてはもう30年ほど前からどの様なモノかは注視していました。海外著者の書物も数冊手に入れ、最近はYoutubeでもチャンネルを公開されている方が国内外に何十人もおられるので、どの様なことをどの様に行うのか興味を持ってみています。

皆さんがこの言葉についてどの様に感じておられるかは懐疑的なこともあろうかとは思いますが、犬猫や鳥など、何らかの動物と接しているとその時の気分や感情的なことは互いに分かるようにはなってきます。これは事実です。人の発する言葉を理解しているのではないかと思える事も頻繁にあります。

ペットがお腹が空いてごはんを催促する様なことは結構あります。それについて飼い主がそのシグナルを受けて対応する...なんてことも普通にあります。そして食べている様子を見ていると、美味しそうに食べるなぁ...とか、満足して休むときに嬉しそうにしている..とか、水をかけて洗おうとしたら凄く嫌がっている...とか、ペットがどんな感情を持っているのかはある程度は分かるものです。

この様な程度でも異種の動物とコミュニケーションしていることにはなるんです。主に感情を読み取って互いにして欲しい事を伝えあって行動しています。こう考えたら何もおかしなことではありませんよね。それを人では言葉で主にしていますが、目で合図するとか、空気を読むとかその範疇の高度な応用かと考えても良いと思います。

アニマルコミュニケーションはさらにそれ以上の高度なコミュニケーションをする技法だと理解しています。できる人がいるのだから仕組みもあるものと考えられます。心理学、脳科学の分野になろうかとも思います。

さて、自分でもできるものなのか機会があれば試してはいますが、できる様なできないような...何とも言えないです。見えたり感じたりしたモノがそうであると確証も持てないです。できるためには「疑うな」とは言う様ですが、練習をいつも続けていたらできるようになるものなのか、考え方の問題なのか、色々と課題はあるようです。カウンセリングに試させてもらえると何かメンタル改善へのヒントに繋がるかも知れません。文言的には「周波数」とか「次元」とか「エネルギー」でそれらしく語る方はちょっと具体性を感じていないので参考にはあまりなっていません。それだと分かる人にしか分からない説明です。要は、自分の心の状態をどうにかすると他の人や動物と繋がって思考や感情が入って来るような感覚が得られるんだと想像しています。三昧とかゾーンとか言われる超集中状態なのだと想像しています。

アニマルコミュニケーションの術者は、動物の感情や思考をイメージで捉えていると言います。身体感覚情報や音声や匂い付き映像で情報交換しているのかと思われます。当人もその様に話されます。動物が言っていることはイメージを翻訳しているのだと話されます。ある人は距離に関係なく、写真と名前があればコンタクトできると話します。さらにペットが亡くなっていてもある期間内であればコンタクトできるとも話します。どうなっているのか非常に興味深いと思います。

この様な話を聞いて何が想像できるでしょうか?これって、感情やイメージに関わりのある脳機能の範疇かな?と普通に思うんですよね。複合現実・拡張現実・仮想現実を混ぜ合わせた様なXR(クロスリアリティ)技術とも非常に被ります。脳波が同調すると同じイメージを想起するというシンクロニシティの話は随分前にあります。これは小動物が何百も集まって一つの生き物の様に振舞う群体行動にも関係しています。最近は夢で観たイメージ映像をAIが再現できる様になって来ていると言う話もあります。これが発展したら人や動物が観たモノを客観的に他の人も評価できるようになりますよね。そうなるとその様なことが眉唾モノとも言えなくなってきます。

こう思うと最先端を生身で実践しているとも言えなくもない?です。技術的にも端末ができたら是非とも使ってみたいものですね。

 

 

 

 

 

 

2025年07月21日

カウンセリングについて思うこと

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さまざまな理由でカウンセリングの依頼があります。いろんな人の気持ちを聴けて、いろんな感じ方があるのだとその人の身になってお話を聴いています。

最近感じることは、ペットの扱いをどの様に考えておられるのかな?ということです。

小さくて可愛らしい子犬や子猫や小鳥などを迎えて、最初は楽しく嬉しく、楽しみながらペットとの時間を共有されて来たんだろうなぁと感じるのですが、かたやペットが亡くなった時、特に1日経たずに亡くなってしまったペットの場合、飼い主さんの落ち込み度合いが強烈です。突然に亡くなってしまって気持ちが全く付いて行かない状況になってしまって、途方もない寂しさを感じるとのことです。

この様な時に飼い主さんの言われる事は、「どうして?」「朝まで元気してたのに」「様子に気が付いていたんだけども仕事から帰ってから対処しよう」「あの時にこうしていれば良かったのに...」「もっと優しくしてあげていたら良かったのに」...

それは、私も当然にそう思います。しかしながら、良く訊くと後出しで後悔的な言葉がいくつもいくつも出てくるんです。身体は一つでその時には一つの事しかできないものと思いますが、後で振り返るとあの時もこの時もああしていたら良かった、止めておけば良かった、夜中でも早く病院に見せれば良かった...などと一度にできないことを一度に言われます。

多分ですが、その時には一生懸命考えて最善と思える事をしていた筈ですが、その行動の結果についてはあまり認めることができないのかなと思われます。話を聞いていると一度にたくさん抱えて収拾がつかなくなっている様にも見えます。そもそも、ペットの時間感覚についてはどの様に思われているのか、疑問に思える方もおられます。カウンセリングではその辺りを一つずつ整理して納得して行くことをお勧めしています。

寿命が人よりも圧倒的に短くて、それは知っているけども少しも分かってはいなくて、人にとってはたった1日のことがペットにとっては何日にも当たるんだということも実感していなのでは無いかと思います。どこかでペットがずっと長生きしてくれることを疑っていない自分がいるんです。でもそれは現実とは全くかけ離れています。

こうなってくると、やるべきことは「向き合うこと」でしょうか。少しどころかかなり辛いと思います。これは「自分が一番嫌だと思っていることに対してキチンと取り組む」ということなので、一度にしないで少しずつ進める必要が出てきます。納得いくまでは数カ月程度は時間がかかります。そんな風に思ってもらえているととありがたいことだと思います。

もちろん、サポートもさせていただきます。

 

2025年07月21日

ちょっと思ったこと2

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最近観て感じたアニメにて「葬送のフリーレン」ってありますよね。凄く高評価な内容のアニメで、解説動画もYoutubeでたくさん出ています。

アニメになるかなり前から注目していて単行本を読んでいましたが、中に死生観に関係する部分がいくつかあります。人間とエルフの寿命の違いによる人生観の違い、異なる種族での天国の概念、魔族と人族との死生観。

観ていて非常に参考になるなぁと感じます。長命種族エルフのフリーレンにとっては千年以上生きている中でのたった十年の魔王討伐の冒険だったのですが、人生観を大きく変える出来事を回想録として紹介されます。

これらを観ると、ペットとの関係性も結構似たところがあるなぁと感じた訳です。小鳥やハムスターなどの小動物にとっては3年程度が人間で言うところの50年には相当するんだろうかと思ったりしました。

天国があるかどうかも種族によって考え方は様々。実際に動物にとっては普段からどう感じているのかすら懐疑的です。訊けるものなら一番に訊いてみたいところです。第1巻にある「天国があった方が都合が良い」という考え方は柔軟で良いなと感じました。

ペット界隈でよく出て来る「虹の橋」表現は正直好きでは無いですが、1990年頃から言われ始めたということだそうです。コミックでも結構使われていますから広まったんでしょうか。

本当は橋の話ではなく橋の向こう側の事やこちら側の事を考えないといけないのだろうと思いますが、あると考えると都合が良いならそれも良いかと思います。個人的には名称が違うだけで類似するモノは在りそうには思います。カウンセリングでも話題になる様であれば面白い話ができるかも知れません。

2024年03月08日

能登地方震災について

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地震が原因で突然にペットと別れてしまった方々には大変心苦しく思います。もし、いつまでも心のわだかまりがくすぶる様であればカウンセリングを受けてみて下さい。いつでもお待ちしております。

2024年1月1日から起きている能登地方の地震と津波で大変な被害が起きています。テレビニュースではペットの事についてはほとんど報道がありませんが、ツイッターでもたくさんのペット行方不明の投稿が上がっています。幸い見つかったペットの投稿も中にはあるものの、実際は一緒に家屋の倒壊に巻き込まれたり津波で流されてしまったペットが非常に多いのではないかと思われます。

また、1月2日に被災地へ向かおうとしていた海上保安庁の航空機と日本航空の旅客機との衝突炎上事故があり、燃える機内にペットを残したまま避難しなければいけなかったということや、輸送路が断絶されたために畜牛の餌が尽きてしまう等、痛ましい事故につながっています。

畜農動物への対応の課題が明るみに出たり、ペットの扱いへの非難も起こっています。どうなっていたら良いのかは自明と思うんですが、いつになってもなかなか整備できていないところがとてももどかしさを感じます。海外の例も是非とも積極的に参考にしてはどうなのかと思っています。

被災で転居を余儀なくされ、転居先ではペット不可という状況もニュースに出ています。これも何とかならないものかと思います。個人的には家も消耗品なんだからその辺緩和できないものか?と考えたりはしています。

2024年02月02日

治るのかどうか?3

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一回カウンセリングを受けたくらいではなかなか自分を取り戻せない様な悩みとは?どんなものがあるでしょうか?

普通にいっぱいあります。「夕ご飯の献立がいつも決められなくて、それを家族に指摘されて、嫌味を言われるのが辛い。毎晩毎晩家族が揃うのが不安で仕方がない。毎日いっぱい考えているのに誰も労ってくれない。不安になるのが嫌なので、家族がいない方が良いと感じている。でもそんなのはダメだ。この気持ちをどうしたら良いのか?」とかあるかも知れませんね。ペットとは関係が無くも無いです。

これは一例です。悩むのにかかったくらいの時間を費やして今の悩みになっている訳ですが、きっとそこをどうにかしたいと思ってカウンセリングを依頼していただけたのであれば、まだまだ自力で回復可能な範疇と思います。

私のカウンセリングでは、この様な例であれば、まずは現在の状態を話してもらいます。一番感情的に解消されていない不安・不満な事を言葉にしてもらいます。この場合では「労って欲しい」かな?と感じればそこを重点に話していきます。その様にしていくと自分自身で求めるモノが少しずつ分かって来て、やりたいこと、思い違いしていたところ等が分かる様になってきます。そうすると不安や不満が少し形を変えた別のモノに変わっていることに気が付くでしょう。

そう言うところを見つけて行く作業になります。悩みの元はすぐに無くなる訳ではありませんが、悩みを抱えていてもご自身で観察してそれを扱える様に助力していきます。カウンセリングでは次回に向けた宿題も出します。

大人になってからの「宿題」、ちょっと躊躇うかもですが、小テストなどはありませんので安心してください。あくまで、自分の状態を理解するための作業になります。

2023年12月24日

ちょっと思ったこと1

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鳥や猫と暮らしてみて結構思ったのですが、「意外に気持ちが通じている?」と言う事です。簡単な言葉なら何をして欲しいとか分かってくれて、その通りに行動してくれます。それくらいの知能はあるんだろうなと感じていますが、これを人のレベルでどれくらいのところかと考えたら驚愕でした。

うちの子供が喋れなくても言った事を理解して、その通りに行動してくれたことがありました。2歳くらいです。その辺りから会話ができる様になってきますが、4歳にもなれば普通に世間話的な事ができてます。もちろん、経験しない事や自分の知り得ない知識については全く話にはなりませんし、文字も書けないし殆ど読めないです。それを思うと、人の基準で4歳くらいの子供ができるくらいの事は家の動物たちにもできるんだろうと思われます。

とすると「こちらから話すことは彼らは理解している」のです。これを決定付けた事件があります。「ゼスチャー無し、感情付与無し、言葉だけで言った通りに動いてくれる」と言う事が飼い猫でありました。「やっぱり分かっているな」と非常に感じます。こうなると逆に人が「飼っている動物の感情や心や考えている事を分からない」なんて酷くヘタレ過ぎるのでは?と感じています。ちょと妖しい気分になりますね。うちではそう言うモノだと思って普通に話しかけたりします。屋内警備もお願いしています。

2023年12月02日

治るのかどうか?2

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じゃあ、「どうなったら治ったと言えるでしょうか?」と言う事になるのですが、これはとても難しい話です。なんせ心は直接見える訳では無いから、外から見てパッと分からないですし、結局は依頼者さんの自己申告制になるのかなと思います。話してみれば現在の状態の手がかりは結構得られますが、すぐに治る訳でも無いです。言えるのは、「そこまでになるのにかかった時間くらいは回復に時間がかかるだろう」という事です。

「すぐに治る訳では無い」をどう捉えるのかですが、ここを思い違いなされない様にと願います。普通に考えてみれば、「カウンセリングを1回受けたから完治した」は非常に考え難いと思います。そう言う場合は最初からメンタルが不調な訳では無くて、単に話を聴いてもらってスッキリしたという事でしょう。そうじゃない方は、1回目を受けて少しだけ何かが改変に向かおうとしていきます。それが何かは具体的には人それぞれで分かりませんけどもカウンセリングの中で自分で気が付いて行きます。(実際には、カウンセリングで過度な部分や不足な部分、思い込み等のストレスを少しずつ外す様にしていきます。)

そう言う意識で受けてもらえると良いだろうと思います

2023年11月25日

治るのかどうか?1

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「どうやったらペットロスが治るのかな?」は、いくつか考えられるのですが、「薬か何かで感情や記憶を抹消したら即完治」と言うのはアリなんだろうなと思います。

けれども長い間ペットと一緒に過ごして培った記憶も経験も無かったことにされるとか、嬉しいも悲しいも何の感情が起こらないとなると、それは根本的におかしいだろうと言えるかと思います。

病院へ行けば、症状が重くてどうしても眠れなくて身体が疲弊しているとすれば、強制的に薬で興奮を抑えて眠らせたり、痛みを取ったりという事はできます。が、それは身体の傷みをまず治すという事の様に思われます。それで少しでも身体的なストレスを弱めて身体の回復を図ると言う意味では有効だろうと思います。

でも根本的な心の問題は後回しになっているので結局はいつまでも治らないと感じます。そうやって長引くとしたら?そこを何か勘違いしていることは無いのかな?と、そこが落とし穴と言えるかも知れません。

2023年11月04日

ペットロスになると…

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ペットロスにかかると、酷い方は日常生活が送れない程に心が悲しみに偏ってしまっています。そうじゃない方は普通に生活はできるけども、一人になった時や何かの拍子にペットを想い出すと涙が溢れて止まらないという事を話されます。

そういう症状が何カ月も続くと医学的な何らかの病名は付く様です。客観的には精神疾患の一種、統合失調症やPTSDや鬱とも言えそうです。そういう状態が何カ月も!です。

個人的には、とてもがんばっていて何とか耐えているモノだと感じています。普段からマジメにがんばり過ぎなのかな?とも感じなくもないです。

でも、改善のためのヒントはいくつもありますので安心してください。

つづく

 

2023年10月11日

Webページを作るまでの事

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会社勤めしていますが、定年まであと1×年となった頃から何か別の事したいなと考えたのが事の発端です。それで通信教育や大学等の資料を探して選んだのが動物関係のカウンセラーです。幼い頃からやや憧れがありました。ホントは人と話すことにはあまり向いていないと言う自覚はありますが、「何とかなるよ、そんなの後回しで良いよ」と、まずは資格取得に向けて取り組みました。

資格取得はすぐにできました。1年半かかったけど結構頑張りました。学会にも所属しながら今も講習受けて勉強しています。勉強しながら開業するにはどうしたら良いか?それとも求人を探すか?求人皆無だな?お金は無いし、事務所・個室なんて用意できないし、料金設定はどうするんだ?会社を興したらいいのかどうか?...色々考えてオンライン・カウンセリングをできる環境整備を行いました。

最初はHPをWebツールで作ったんですが、サーバーを借りるのに結構な費用が掛かるじゃないですか?即却下です。極力無料でできる環境としてFaceBookやTwitterを利用しました。2020年7月から開業しています。客入りはぼちぼちです。ほぼ開店休業でのんびりしたものです。平日は夜営業に偏ってますからどうかな?と思いつつ、そのまま継続です。

本年、6月に前々からしたかった自前のHPを起ち上げました。若干サーバー費用とかは掛かっていますが、自分の回線業者で使えるセキュリティが昔と違って有料設定なのでしょうがないです。別途安い業者を探して利用することにしました。ページ構成をキレイにする気力はあまりないのでテンプレートを利用。そこそこ見れるかとは思います。

こうしてこのWebページを運営しています。動き始めてから5年過ぎた頃です。認知度はまだあまりないですけど、そこは別に良いと思っています。

ここではカウンセリングなどやっていて、なんか思った事を自由に書いていこうと思っています。

 

※ブログ内容に関するお問合せなどなどは mao_tama@kcn.jp 山中まで。

2023年09月17日